寒い季節到来！？〜気温の低下による(身体)筋肉への影響とは？〜健康的に生活するための方法も伝授！！

１.筋肉の収縮速度の低下
 寒冷な環境では、筋肉の収縮速度が低下しやすくなります。
この影響により、筋肉の柔軟性や反応速度が低下するため、瞬発的な力を発揮しようとすると
肉離れや腱断裂などを引き起こす可能性が高くなってきます。

２.筋肉のこわばり
 寒冷な環境で筋肉はこわばりやすくなります。
これは筋肉が収縮しやすく、緊張しやすい状態。

“寒い日の夜、寝る時の最初に、冷えたベットを温まるために身体を小さくして丸々のと同じようなイメージ”

こわばっってしまった筋肉は柔軟性が低下し、様々な怪我のリスクが増加する可能性があります。

３.筋肉の収縮力の低下
寒冷な気温では筋肉の収縮力も低下し、力を発揮しにくくなることがあります。
スポーツや重い物の持ち上げなど、筋肉の力が必要な活動に影響を与える可能性があります。
だからこそ、ウォーミングアップはとても重要なんです！

４.筋肉のけがのリスク
 寒冷な環境では、筋肉や関節が冷えて硬くなり、怪我のリスクが高まることがあります。
特に急激な動きや無理な姿勢を取ると、筋肉や靭帯を傷つける可能性があります。

５.筋肉の血流の低下
 寒冷な環境では、血管が収縮し、筋肉への血流が悪くなることがあります。
これにより、酸素や栄養素の供給が、うまく機能しなくなってしまうため、筋肉の疲労が早まる可能性が高くなります。

６.筋肉の緊張
 寒冷な環境では、筋肉が過剰に緊張しやすくなることがあります。
これはストレスをかけやすい状態で、長期的な寒冷環境下での緊張は筋肉の疲労や痛みにつながる可能性があります。
寒さによる身体の震えは、筋肉の緊張を促して、身体の温度を上げようとする行為なため、夏とは違った疲労感が出てきやすくなります。

１.軽い有酸素運動
有酸素運動（ジョギング、サイクリング)を数分間行うことで、全身の血液循環が増加し、筋肉が温まります。
これにより、酸素と栄養素が十分に供給されやすくなるため、体温の上昇や筋肉の柔軟性が向上します。

２.ダイナミック(動的)ストレッチ
静的なストレッチ(長座体前屈・開脚など)ではなく、ダイナミック(動的)なストレッチを行うことで、筋肉を温めることができます。
例えば、足を前後に振ったり、肩を回したり、体操の前後の動きなどの動きは、筋肉のこわばりなどの解消にもつながるため
長時間のデスクワークやスマホの操作の休憩時間に取り入れる事がオススメです！

３.軽い(低強度)筋力トレーニング
有酸素運動は、筋肉への十分な栄養や血流を促すためのものでしたが、
軽いウェイトや抵抗バンドを使用して、筋肉を刺激する軽い筋力トレーニングを行うことは、
瞬発的な力発揮を必要とする運動の前の、準備として役立ちます。

４.ウォームアップ
 スポーツや重い筋力トレーニングを行う前には、必ずウォームアップを行いましょう。
先ほども軽くお伝えしましたが、運動中の怪我や痛みにつながるものは、このウォーミングアップをいかにこなせるか？が大切になります
これから運動をするということを、身体にしっかり認識させ、あらゆる刺激・衝撃に対しても対応できる状態にしておくことが
怪我のリスクを格段に下げることができます。

６.熱を利用
運動時/通勤・通学時の服装や入浴など、身体(筋肉)を温めるのを補佐するものを有効に使うことも大切です！
身体を温めようとすると、とても身体にストレスがかかりやすくなるため、無駄に体力を消耗しやすくなってしまいます。
極力、最小限の筋疲労で済むように、外部から補佐するような環境を作ってあげるようにしましょう！

筋肉の状態は、体調の変化に直結しやすいものになります。
筋肉が、少なければ熱を生みにくくなりますし、動かしていなければ熱を作り出すことができません！
寒い季節を健康的に乗り切るためにも、運動やストレッチ、スポーツをする場合は、ウォーミングアップなどを積極的に取り入れてみてください！