秋に向けて、体調を崩さないようにするための対策〜お風呂のメリットと効果を高めるオススメの入浴方法をご紹介！〜

最近は、暑さも落ち着きつつある気候になってきましたね！
ただ、まだまだ暑い日があったり、逆に涼しい日があったりと寒暖差も感じやすくなってきます。
そこで、重要になってくるのは、『体調管理』の面です！

これからは、インフルエンザや風邪などにかかりやすい季節にもなってきます！
それらの病気にかからないようにするために、体調管理の面でも意識してもらいたい事を今日はお伝えしていこうかなと思います。

それは、『入浴』です！

皆さんは、しっかりお風呂に入る際は、湯船に浸かるようにしていますか？
湯船に浸かることは、身体と精神の健康に多くのメリットがある他にも、体調を整えるメリットもあります！

では、具体的に『入浴』する事のメリットをお伝えしていきます！

１.リラクセーションとストレス軽減
先ほども軽くお話ししたように、温かい湯船に浸かることは、リラクセーションとストレス軽減に役立ちます。
筋肉は、筋繊維の束を筋膜という袋に包み込まれた状態のものを指します。
この筋繊維の束と筋膜の癒着が強くなってしまう事で、筋肉の正常な動きを妨げてしまい、『肩こり』や『腰痛』などの原因にもなってくるんです。
しかし、この筋繊維と筋膜の癒着は温める事で軽減したり、解消したりします。
そのため、温水に浸かる事で、筋肉の緊張を和らげ、リラックスした状態が作られやすくなるんです。

２.睡眠の改善
湯船に浸かることは、睡眠の質を向上させるのに役立ちます。
体温が上昇し、湯船から出た後に体温が下がることで、入眠を助ける『メラトニン』というホルモンの分泌が促進されます。
このホルモンは、副交感神経（リラックスした状態の神経）を優位にするための必要なホルモンの一つです。
先ほどのリラクゼーションと被る部分はありますが、身体がリラックス状態になってはじめて身体は休まるため、
湯船に入る事で寝つきやすくなります。

３.血行の促進
温かい水に浸かることで、血管が拡張し、血流が促進されます。
これにより、酸素と栄養素が体の各部位に運ばれ、筋肉や関節の疲れやこわばりを緩和するのに役立ちます。

４.呼吸の改善
湯船に浸かることで、その湯船から出た水蒸気（湯気）により、
湿度が高まり、鼻や喉の粘膜が潤うため、呼吸が楽になることがあります。
乾燥した状態を好むウイルスや細菌達が繁殖しやすくなるのを防ぐことができるため、
風邪やアレルギーの症状を緩和するのに役立ちます。

身体を健康な状態にするためには、身体を効率よく回復させ、免疫が下がらないようにする事が重要です！！
ここまで、メリットを見てきて少し感じていただけたかなと思いますが、
入浴することは、直接的に身体に影響をもたらすというよりかは、
身体が回復したりするための『睡眠』や『リカバリー』が働きやすい環境を作る。
間接的ではありますが、身体の健康においてとても重要なものなんです！

交代浴の特徴としては

⚫️リフレッシュ効果
温水浴はリラックスし、筋肉をほぐす助けになります。一方、冷水浴は身体を引き締め、血行を促進させる事により、爽快感を感じます。

⚫️循環の刺激
温冷交互浴は、血管を拡張縮小させることで、血液循環を刺激するのに役立ちます。
これにより、体内の酸素や栄養素が効率的に運ばれ、身体の回復力が促進されます。
そのため、スポーツ終わりや、肉体的に疲れた時などは、積極的に『交代浴』をすることがオススメです！

また、『交代浴』は、免疫システムを活性化し、免疫機能を向上させる可能性があるとともに
体温調整の改善も図ることができるため、睡眠の質が高まりやすくなる効果もあるんです！

ただ、『交代浴』は自宅でやることは、難しいと思います。
銭湯などに行くことが一番ではありますが、それも面倒な部分がありますよね….
そのため、自宅では、浴槽で温浴。シャワーを冷水（約２０℃）で浴びる形にすると『交代浴』と同じ効果が期待できます。

しかし、注意点として、必ず冷水（シャワー）で終えるようにすると、爽快感があるまま上がることができたり、
身体の深部から身体を温めようとするため、免疫機能や回復能力の向上につながりやすくなります。

日頃から、あまり湯船に浸からない方も、体調管理の一環として、入れる方は、毎日。
難しい方は、一週間に一回でも入浴できるとベストだと思います！

ぜひ、『入浴』をうまく使って、健康を維持させていきましょう！！